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7月のひまり屋 [ひまり屋]

暑い日が続きますね……。
年々暑くなっていると感じるのは年齢のせいかな~と思っていましたが、
今年ばかりは確実に去年よりも暑い! さすがに日本酒は少々重く感じます。


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というわけで、7月のひまり屋はプレミアムモルツ生とトマトの夏キムチでスタートです。
じつは、僕はトマトがあまり好きではなく、自分から注文することはまずないのですが、
以前お通しで出たときに食べてみたら、これが結構美味しい^^ ビールによく合います。


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この日のお通しは、栃木県川田農園の無農薬野菜をそのまま塩で。
もう一品は揚げ出し茄子です。


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お造りは、左下から時計回りに、たかべ、天然ヒラメ、金目鯛。
右上はしめ鯖、水蛸、関鰺です。夏が旬のたかべが美味しかった!


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日本酒は飛露喜(福島県)。黒龍(福井県)、田酒(青森県)などと並んで、
一時期は居酒屋で見かけるとかならず飲んでいました。
あまりにも有名すぎて、いまどきの日本酒マニアからは敬遠されていそうですが(笑)、
迷ったときに安心して注文できる、僕の定番の一杯です。


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お料理2皿目はサザエの壺焼き。こりこりして美味^^
身を食べ終わったあとは、もちろん汁も一滴も残さず頂きます♪


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夏なので、スタミナをつけるために(?)ウナギのくりから串を注文。
串に身を巻きつけたような形が、倶利迦羅龍王に似ていることから
「くりから(倶利迦羅)串」と付いたのだそうです。
たれではなく、あっさりとわさび醤油で頂きます。


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この日の主菜は、北海道直送のツボ鯛の一夜干し。
脂がすごく乗っていて、口の中に旨味がぶわ~っと広がります。
これまで、さまざまな焼き魚を食べてきましたが、ダントツに美味しい♪♪♪
このツボ鯛の前には、高級魚のノドグロでさえ敵いません!(断言)

ツボ鯛のすごいところはもうひとつあります。それは……。


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身を食べたあとに残った皮や骨を唐揚げにして、二度楽しめるんです!
さくさくの食感と脂の乗った味わいがたまらない~。塩も効いててお酒が進みます^^


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そんな素敵なツボ鯛に合わせた日本酒は、白鴻(広島県)。
全国の日本酒をくまなく揃えているひまり屋ですが、
なかでもとくに力を入れているのが、佐賀県の鍋島と、この白鴻です。
お米の種類や仕込みの方法を変えたさまざまな種類があって、
同じ銘柄でいろいろ飲み比べたりもできます。


5月のひまり屋 [ひまり屋]

今回は、ひまり屋の店長の加藤洋平さんが金沢の酒蔵へ行ったさいに仕入れてきた
加賀野菜や能登の珍しい山菜があるということで、それらを中心に味わってきました^^


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お通しは、栃木県川田農園の無農薬野菜を使ったサラダと、菜の花のお浸し。
サラダにかかっているドレッシングは、酒粕を使っています。


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お造りは天然真鯛とヒラマサ。ひまり屋のお造りはいつも美味しいんだけど、
この日はとくに身がぷりぷりで美味しかった♪


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日本酒は、僕の一番のお気に入りである京都の蒼空。
愛山という酒米を使った純米大吟醸です。
純米大吟醸というと、吟醸香が前面に出ているのかな……と思いましたが、
そこはさすがに蒼空。香りはじつに綺麗で口当たりもまろやか。
日本酒が苦手な人でも美味しいと思えるはずです。


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さあ、お待ちかねの加賀の野菜&山菜メニュー。第1弾は野ぜりのいしるお浸しです。
いしる(魚汁)とは、能登で古くから使われている魚醤のこと。
野ぜりのほのかな苦みと一緒に、磯の風味がほんのりと口に広がります。


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第2弾は、スス竹の炭火焼き。
スス竹は「姫竹の子」とも呼ばれる、おもに鳥取より東の日本海側で採れる山菜です。
皮ごと焼いたあと、シンプルに塩をつけて頂きます。


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皮をむくと、こんな感じ。アスパラとタケノコを足して二で割ったみたいだな~と思っていたら、
味や食感もまさにアスパラとタケノコでした(笑)


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第3弾は山菜の天ぷら。左がこしあぶら、右がうどです。
ひまり屋の天ぷらは、さっくさくで全然しつこくないので本当に美味しい!
こちらも塩をつけていただきました。


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これらのお料理に合わせた日本酒は、愛媛の「一会(いちえ)」さらさら夏酒・純米吟醸無濾過。
「さらさら夏酒」の名前のとおり、爽やかな香りと旨味が口に広がったあと、すっと消えていきます。


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〆は、シラス丼と桜エビ丼が用意されていて、どっちにしようか迷っていたら、
料理長ふくちゃんから「もちろん両方食べますよね!」と言われ、相盛りにしてもらいました^^
通い始めて半年、僕の習性は完全に見抜かれているようです(笑)


4月のひまり屋 [ひまり屋]

仕事もますます忙しくなってきて、なかなか自分の時間が持てない毎日です。
そんな僕にとって、仕事帰りにひまり屋へ寄ることが、数少ない息抜きになっています^^


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お通しは、山芋のお新香。噛むとうっすらと糸を引きます。
軽く出汁醤油のようなものがかかっていて、じつに食欲をそそります♪


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お造りは、たまたま天然真鯛が入荷していたので、金目鯛と天然真鯛の紅白刺身盛りに^^
料理長のふくちゃん曰く、「真鯛は、あと1日寝かせたほうが旨味が増していいかも」とのことでしたが、
なんのなんの、十分すぎるほどに美味しかったですよ! 


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お次は、ナスのはさみ揚げ・ひまり屋風。ナスは縦半分に切るスタイルです。
添えてある味噌は、西京味噌に酒粕と酒盗を混ぜ合わせた、ふくちゃん特製ブレンドです^^


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春の味覚を……ということで、春菊と稚鮎の天ぷらを頼んでみたら、これがじつに美味しい!
とくに稚鮎は、頭も内臓も丸ごと食べるのですが、稚魚なので全く苦みを感じないんです。
これ以上大きいと苦みが出るし、小さいと旨味が足りないという、まさに今だけの味。
来年以降もぜひ、春の定番メニューにしてほしいです^^


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春の新メニューの酒粕グラタン。ふだんはホタテの貝柱とたまねぎが入っているのですが、
この日は特別に金目鯛の切り身も入った豪華版! ちゃんと儲けが出ているのか心配になります(笑)
とろけるチーズと日本酒って、じつは結構合うんですよね。


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この日の日本酒。どちらも旨味がしっかりとありながら上品さを失っていない、美味しいお酒でした♪
  【左】玉川・雄町純米吟醸(京都)
  【右】後ろ姿・純米吟醸無濾過生原酒(栃木)
後ろ姿は、「姿」というお酒の限定版で、名前にちなんでラベルの文字も裏返っているんです。


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〆は、なんと生シラス丼! まさか吉祥寺に居ながらにして楽しめるとは思っていませんでした。
これで、仕事の合間を縫って鎌倉に行かなくて済んだな~(笑)
醤油をひとまわしかけて、一気にかきこんじゃいました! いや~、美味しかった~^^



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