福岡旅行2010 (前編) [旅行]
毎年の長期休暇のお楽しみ、九州旅行に行ってきました!
本当は夏の長期休暇中に行く予定だったのですが、諸々の事情が重なって延期になり、
10月の終わりにようやく実現させることができました♪
今回は、直前まで仕事が続いていたせいか、終始のんびりモードで、
友人のすずかけさんご夫妻にはお世話になりっぱなしでした。
写真も、いつもと比べたら全然撮っていなくてビックリ^^;
というわけで、すずかけさんに写真をお借りしつつ、ダイジェスト版でお送りします。
◎【1日目】 10月29日(金)
スターフライヤーの真っ黒い飛行機で、夕方に北九州空港に到着したあと、
すずかけさんの車で北九州市の繁華街にあるイタリアンレストランへ。
(お店の名前を忘れてしまった……^^;)
左は前菜に出てきたバーニャカウダと、ムール貝と銀杏のフラン(洋風茶碗蒸し)。
右はスッポンのパスタです。猪のラグーソースのパスタも食べてみたかったな~。
★
すずかけさんご夫妻の家に戻って、キリンのウィスキー「富士山嶺」で晩酌♪
この日はハイボールにしましたが、ハーフロックやウィスキーフロートにしても美味しいかも。
◎【2日目】 10月30日(土)
2日目はゆっくり(僕にとってはいつも通りの時間に^^;)起きて、のんびり朝ごはんです。
メニューは、胡桃とレーズンのパンのトースト、ソーセージと茄子のセージ焼き、無花果。
コーヒーの横にあるのは、洋梨とヨーグルトのジュースです。
トーストには、「信州林檎とシナモンとラム酒のジャム」と「信州林檎とカルバドスのジャム」を、
ソーセージには、「ジェノバペースト」と「黒オリーブとアンチョビのペースト」をたっぷりつけて。
ジャムとペーストは、おみやげに持って行ったものなのですが、メチャウマでビックリ(笑)
★
朝ごはんのあとは、北九州市立美術館で「モネとジヴェルニーの画家たち」展を鑑賞。
東京では12月から開催される展示会を先取りで観ることができました♪
なんと、11月も間近というのに桜……! 十月桜という二度咲きの桜なんだそうです。
秋風の中で可憐に咲く桜というのも、なかなかオツなものですね^^
★
このあとは関門大橋を渡って本州へ! 橋の後ろに見えるのが門司港です。
あいにくのお天気でしたが、いい景色でした。
お昼ごはんは瓦そば。瓦の上でお肉などと一緒に焼いたお蕎麦で、下関名物なんだそうです。
少しパリパリに焼けた蕎麦と、甘いタレがついたお肉が、九州の甘めのつゆによく合います♪
お腹いっぱいになったあとは、カルスト台地で有名な秋吉台へ。
九州に住んでいた頃に一度訪れて以来、30年ぶりに観ることができました。
車道の近くは、教科書とかでおなじみの景色よりも岩の数が少なめなんですよね。
今度は車を降りて、ハイキングコースを歩きながら撮影するのも楽しいかも。
★
夜は、すずかけさんご夫妻の大のお気に入りのイタリアン、トラットリア・フィオーレで夕食です。
じつはこの日、すずかけさんはお友達であるOさんご夫妻と会食の約束をされていたのですが、
僕が急遽、九州旅行を入れてしまったこともあり、ずうずうしくもご一緒させていただくことに。
突然お邪魔する形になって恐縮でしたが、快く迎えてくださったOさんご夫妻のおかげで
僕も楽しく過ごすことができました。ありがとうございました^^
それでは、お料理を駆け足で紹介していきましょう!
【左上】赤ピーツのスープ。ピーツは、地中海沿岸原産のサトウダイコンの変種です。
【右上】モッツァレラチーズと生ハム。
シチリア産の唐辛子を漬け込んだハチミツとオリーブオイルがかかってます。
【左下】本マグロの赤身のカルパッチョ。赤身を使うのは結構珍しいですよね。
【右下】白トリュフがかかった、究極の目玉焼き。半熟とろとろで黄身は濃厚! たまりません^^
【左上】フレッシュポルチーニのソテー。季節の味ですね~。
【右上】フォアグラのプディング。これにも白トリュフがたっぷりと♪
【左下】シャラン産の鴨のロースト・ヴィンテージバルサミコソース。
これは美味しかったな~。2人前あっても軽く食べられそうです^^
【右下】パスタはボロネーゼでした!
【左】牛・羊・山羊のチーズを、すずかけさんお気に入りのサンジョベーゼ100%のワインとともに^^
【右】ほっこり姫というミニカボチャを使ったドルチェ。ごちそうさまでした!
最後にみんなで記念撮影^^
後編へ続きます!
本当は夏の長期休暇中に行く予定だったのですが、諸々の事情が重なって延期になり、
10月の終わりにようやく実現させることができました♪
今回は、直前まで仕事が続いていたせいか、終始のんびりモードで、
友人のすずかけさんご夫妻にはお世話になりっぱなしでした。
写真も、いつもと比べたら全然撮っていなくてビックリ^^;
というわけで、すずかけさんに写真をお借りしつつ、ダイジェスト版でお送りします。
◎【1日目】 10月29日(金)
スターフライヤーの真っ黒い飛行機で、夕方に北九州空港に到着したあと、
すずかけさんの車で北九州市の繁華街にあるイタリアンレストランへ。
(お店の名前を忘れてしまった……^^;)
左は前菜に出てきたバーニャカウダと、ムール貝と銀杏のフラン(洋風茶碗蒸し)。
右はスッポンのパスタです。猪のラグーソースのパスタも食べてみたかったな~。
★
すずかけさんご夫妻の家に戻って、キリンのウィスキー「富士山嶺」で晩酌♪
この日はハイボールにしましたが、ハーフロックやウィスキーフロートにしても美味しいかも。
◎【2日目】 10月30日(土)
2日目はゆっくり(僕にとってはいつも通りの時間に^^;)起きて、のんびり朝ごはんです。
メニューは、胡桃とレーズンのパンのトースト、ソーセージと茄子のセージ焼き、無花果。
コーヒーの横にあるのは、洋梨とヨーグルトのジュースです。
トーストには、「信州林檎とシナモンとラム酒のジャム」と「信州林檎とカルバドスのジャム」を、
ソーセージには、「ジェノバペースト」と「黒オリーブとアンチョビのペースト」をたっぷりつけて。
ジャムとペーストは、おみやげに持って行ったものなのですが、メチャウマでビックリ(笑)
★
朝ごはんのあとは、北九州市立美術館で「モネとジヴェルニーの画家たち」展を鑑賞。
東京では12月から開催される展示会を先取りで観ることができました♪
なんと、11月も間近というのに桜……! 十月桜という二度咲きの桜なんだそうです。
秋風の中で可憐に咲く桜というのも、なかなかオツなものですね^^
★
このあとは関門大橋を渡って本州へ! 橋の後ろに見えるのが門司港です。
あいにくのお天気でしたが、いい景色でした。
お昼ごはんは瓦そば。瓦の上でお肉などと一緒に焼いたお蕎麦で、下関名物なんだそうです。
少しパリパリに焼けた蕎麦と、甘いタレがついたお肉が、九州の甘めのつゆによく合います♪
お腹いっぱいになったあとは、カルスト台地で有名な秋吉台へ。
九州に住んでいた頃に一度訪れて以来、30年ぶりに観ることができました。
車道の近くは、教科書とかでおなじみの景色よりも岩の数が少なめなんですよね。
今度は車を降りて、ハイキングコースを歩きながら撮影するのも楽しいかも。
★
夜は、すずかけさんご夫妻の大のお気に入りのイタリアン、トラットリア・フィオーレで夕食です。
じつはこの日、すずかけさんはお友達であるOさんご夫妻と会食の約束をされていたのですが、
僕が急遽、九州旅行を入れてしまったこともあり、ずうずうしくもご一緒させていただくことに。
突然お邪魔する形になって恐縮でしたが、快く迎えてくださったOさんご夫妻のおかげで
僕も楽しく過ごすことができました。ありがとうございました^^
それでは、お料理を駆け足で紹介していきましょう!
【左上】赤ピーツのスープ。ピーツは、地中海沿岸原産のサトウダイコンの変種です。
【右上】モッツァレラチーズと生ハム。
シチリア産の唐辛子を漬け込んだハチミツとオリーブオイルがかかってます。
【左下】本マグロの赤身のカルパッチョ。赤身を使うのは結構珍しいですよね。
【右下】白トリュフがかかった、究極の目玉焼き。半熟とろとろで黄身は濃厚! たまりません^^
【左上】フレッシュポルチーニのソテー。季節の味ですね~。
【右上】フォアグラのプディング。これにも白トリュフがたっぷりと♪
【左下】シャラン産の鴨のロースト・ヴィンテージバルサミコソース。
これは美味しかったな~。2人前あっても軽く食べられそうです^^
【右下】パスタはボロネーゼでした!
【左】牛・羊・山羊のチーズを、すずかけさんお気に入りのサンジョベーゼ100%のワインとともに^^
【右】ほっこり姫というミニカボチャを使ったドルチェ。ごちそうさまでした!
最後にみんなで記念撮影^^
後編へ続きます!
フレンチレストラン OGINO (池尻大橋) [美味しいもの]
東京には、何ヶ月も先まで予約で埋まっていて、なかなか行けないレストランがいくつかあります。
池尻大橋にあるフレンチレストラン・OGINOもそんなお店のひとつ。
毎月1日に翌々月(たとえば9月1日なら11月分)の予約を受け付けるのですが、
電話は朝から話し中がつづき、やっとつながったと思ったら席が空いてない……なんてことも、
このお店ではちっとも珍しいことではありません。
ところが、いつも仲良くしてくださっている、みっちーさんご夫妻が予約に成功し、
僕もご一緒させていただけることになりました^^
OGINOの人気のひとつは、ジビエをはじめとするフレンチの伝統的なお料理を
ボリュームたっぷりで、しかもリーズナブルに楽しめるということ。
多くの料理は、通常のお店の2人前ぐらいはゆうに盛られているので、
ふたりなら前菜とメインを1皿ずつ頼んでシェアすれば、十分にお腹いっぱいになれます。
この日は4人だったので、前菜3種類を2皿ずつ、メイン2種類を1皿ずつ頼み、
それらをテーブルに運んでくる時点でシェアしていただくことにしました。
前菜の1皿目は、生牡蠣と鮪のタルタル・青リンゴのサラダ。
タルタルにした鮪に生牡蠣の風味が加わり、さらに青リンゴのシャキシャキ感♪
前菜の2皿目は、サンマとじゃがいものクレープ ベーコンのカプチーノ・トリュフ風味です。
最近、フレンチやイタリアンで流行りのカプチーノ風のアワアワなソースが美味^^
前菜の3皿目はスープ・ド・ポワソン。
魚のアラと野菜、香草、サフランなどをじっくりと煮込んで裏ごした濃厚なスープです。
具のないブイヤベースをイメージするといいかもしれませんね。
これに、ルイユと呼ばれるアイオリソースとパルメザンチーズを浮かべて頂きます。
魚介の味がしっかり出ていて美味しい!
メインの1皿目は、仔羊と季節野菜のモロッコ風クスクス・メルゲーズ添え。
スパイスとドライフルーツをたっぷり使って煮込んだ仔羊にクスクスを入れて頂きます。
カレーにも似た、甘みと辛みと酸味のトライアングルが絶妙♪
羊肉はちょっと苦手……とおっしゃっていたみっちーさんの奥様も大満足でした。
ちなみに、メルケーズは、羊肉と牛肉で作ったソーセージのことです。
メインの2皿目は、フランス産山ウズラのロースト・ヤマシギ風です。
せっかくOGINOへ来たなら、ジビエを食べなくちゃ!ということで僕がリクエストした一皿。
ん~、臭い(笑)。ただ、ジビエはこの独特の野性味というか獣臭さが魅力ですよね!
牛肉や豚肉とは比べものにならないほど「肉を食べている!」という実感が味わえます。
僕は美味しく頂いたのですが、苦手な人には厳しかったかもしれませんね……。
責任を取って、僕が2人分食べさせていただきました^^;
この時点でかな~り満腹でしたが、デザートを食べないわけにはいきません!
紅玉のクレープ包み焼きや洋梨のベル・エレーヌなど、魅惑的なメニューが並んでいましたが、
僕は和栗を使ったマロンパイ・塩バターキャラメルソースをチョイス。
角切りにした和栗を生クリームと和え、それをパイ皮に包んで焼いています。
アッツアツのパイと、塩バターキャラメルソースとバニラアイスの甘みがたまりません^^
注文してから焼くので15分かかりますが、絶対に外せない一皿ですね。
★
お料理も美味しかったし、サービスの方々も気持ちの良い接客で大満足♪
会計を済ませて店を出るときも、オーナーシェフの荻野さんをはじめとするスタッフ全員で、
僕らが通りの角を曲がるところまで見送ってくれました。大人気なのも納得です。
これで、気軽に予約が取れたり飛び込みで入れたりできれば、もっといいのですが^^;
水曜と木曜の夜はキャンセルが比較的出やすいようなので、今度チャレンジしてみます。
そのときは、このお店のスペシャリテ・青首鴨のローストをぜひ食べてみたいな~。
■■■■■ お店情報 ■■■■■
フレンチレストラン OGINO
東京都世田谷区池尻2丁目20-9
電話 03-5481-1333
営業時間 ランチ(土・日・祝) 11:30~13:30 (L.O.)
ディナー(火~土) 17:30~23:30 (L.O.)
(日・祝) 17:30~21:30 (L.O.)
【月曜定休】
東急田園都市線・池尻大橋駅南口より徒歩10分
お店のHP http://french-ogino.com/
串揚げ・ワインの店 なかなか (大阪・北新地) [美味しいもの]
お好み焼きやたこ焼きといった「粉もん」と並んで、大阪名物のひとつとなっているのが串揚げ。
僕が子供の頃は庶民の食べ物という感じでしたが、近頃はおしゃれなお店が増えました。
大阪の北新地にある「なかなか」は、そんなお店のなかでも評判の高い一軒。
さまざまな食材を用いた創作串揚げとワインのマリアージュを楽しむお店です。
以前から行ってみたいと思っていたのですが、つい先日、某グルメ雑誌に掲載されたため、
「これは予約が取れなくなるのでは……」と、あわてて行ってきました!
★
串揚げのメニューは、おまかせコースのみ。本数は決まっておらず、「ストップ」と言うまで出てきます。
はたして、どんな串揚げが出てくるのか……楽しみ楽しみ^^
串揚げにつけるための、白醤油、沖縄の塩、ソース、レモン汁。
奥にあるのは、箸休めの生野菜です。何もつけなくても美味しい^^
グラスシャンパンは、アヤラ・ブリュットマジュール(Ayala Brut Majeu)です。
さあ、いよいよコースのはじまりです! どんな串が来るのかな?と思っていたら、
1品目は串揚げではなく前菜の、鮹とオクラとミョウガのジェノベーゼでした。
この日の大阪は本当に暑かったので、ソースの酸味がじつにすがすがしい^^
軽く腹ごしらえをして食欲も湧いてきたところで、お待ちかねの串揚げが運ばれてきます。
駆け足で紹介していきましょう^^
【上左】活け車海老
刺身でも食べられそうなくらいにぷりっぷり! 塩をつけて頭からガブッと!
【上右】芽キャベツとムール貝
芽キャベツに切れ目を入れて、そこにムール貝がはさんであります。
しゃきっとした歯触りのあと、貝の旨味がじゅわ~っと口に広がって幸せ^^
一緒に行った友人は、ふだんワインをほとんど飲まず、この日も1杯目はビールでしたが、
この串を食べたとたん「ワインがすごく飲みたくなってきた!」と言ってグラスワインを注文(笑)
それぐらい“力”のある一串でした。
【下左】和牛ヒレ肉おろしポン酢
レアになっているのはもちろんのこと、驚いたのはその柔らかさ!
前歯ですーっと切れる感触とお肉のジューシーさに、思わずため息が漏れます。
【下右】鱧と松茸
関西の夏の味覚といえば鱧(はも)。これを松茸と合わせた贅沢な一串です。
一緒に添えてくださったすだちを搾っていただきます。
このあたりで僕は白ワインにチェンジ。4種類ほど見繕っていただいたなかから、
シャトー・ラモット・ヴァンサン(CHATEAU LAMOTHE-VINCENT)を選びました。
飲みやすくて、ベタッとしていなくて、串揚げによく合います。
【上左】トウモロコシ
箸休めの生野菜にもトウモロコシがありましたが、串揚げも美味しい!
【上右】うずらの半熟卵キャビアのせ
食べた瞬間、半熟の黄身が口の中いっぱいに広がります♪
うずらの卵の黄身が、こんなに濃厚な味わいだとは知りませんでした!
シェフの畑島さんによると、うずらの卵はニワトリよりもかなり小さいので、
半熟の状態で殻をむくのはすごく大変なんだとか。
【下左】地鶏とゴーヤ
濃厚な味わいのあとは、一転して優しい味の串が登場です。
地鶏の旨味に、ゴーヤの苦みが良いアクセントになっています。
【下右】金目鯛
上に鱗の唐揚げが載っています。金目鯛は僕の大好きな魚のひとつ。
ふだんは刺身や焼魚、煮魚で食べていますが、串揚げは初めての体験でした。
衣に包まれて、いい感じに蒸されているような、ふっくらとした身が印象的^^
美味しい串の連続でワインが進みますね~。
白ワイン2杯目は、ピエール・フリック(PIERRE FRICK)。アルザスのワインです。
【左】モロッコインゲン豆の生ハム巻き
しゃきしゃきのインゲンと生ハムの塩気のコラボレーション!
【右】泉州犬鳴豚の粒マスタードソース添え
豚肉にソースの組み合わせは串揚げの王道ですが、やっぱり美味しい♪
ちなみに、上に載っている粒マスタードはタスマニア産だとか。
ほかのマスタードよりも粒が大きくて、味がまろやかなんです。
なかなかのおまかせコースでは、10串出たところで串休めの一皿が出てきます。
この日は、ホタテの炙りが入ったガスパチョでした。トマトの酸味で口がすっきり♪
【上左】真名鰹
カツオと言っても赤身のアレではなく、西日本で昔から高級魚とされる白身魚です。
先ほどの金目鯛も美味しかったけど、こちらのほうが断然美味しい!
この日に食べた串のなかでは、これが一番のお気に入りでした♪
【上右】マッシュルームととろけるチーズ
とろけるチーズ好きの僕にはたまらない一串。ソースをたっぷりつけて^^
【下左】仔羊
牛肉や豚肉にはない独特の風味がいいですね! 赤ワインが欲しくなります。
一口食べて断面写真をお見せしようと思ったのですが、ちと暗かった^^;
【下右】板屋貝柱イクラのせ
板屋貝(いたやがい)は、山陰などでよく獲れる、ホタテに似た貝です。
とっても柔らかくてジューシー♪
まだまだ美味しそうな串が続きそうでしたが、計14本食べたところで串揚げはストップ。
コースを締めくくるデザートは、シードルをかけた即席フルーツポンチでした^^
★
じつはこの日、お店に行く直前までホテルで寝ていたぐらいに体調がどん底だったのですが、
(14本でストップしたのは、無理はしないほうがいいなと思って自重したためです)
そんなことも忘れてしまうぐらいに美味しい串揚げの数々!
素材の良さはもちろんのこと、衣がすごく軽やかで全然油っぽくないんですよね。
そして、お料理以上に素晴らしかったのが、スタッフの方々の目配り。
僕らが座ったカウンターには、ほかに3組のお客さんがいたのですが、
当然ながら、スタートの時間も、食べたり飲んだりするペースも違います。
それにもかかわらず、前の串を食べ終わって、ワインを飲んで、
ひとしきり余韻を楽しみ終えたころに、すっと次の串が出てくる。
ワインのグラスが空くと、こちらの会話の邪魔をすることなく、
ふと途切れたタイミングで次のワインを薦めてくれる。
それぞれのお客さんをちゃんと見ているからこその素晴らしいサービス^^
お店を後にするその瞬間まで、とても気持ちよく過ごすことができました。
大阪のお店なので、頻繁に行けないのが本当に残念!
シェフの畑島さんによると、串揚げの種類は季節ごとに結構入れ替わるそうなので、
次に行くときは体調を万全にして、今回食べられなかったメニューを味わいたいですね。
あと、この日飲んだワインは全てグラスでしたが、ボトルの品揃えもかなりのもの。
お店にはシェフの畑島さんをはじめ、ソムリエが3人もいらっしゃるから、
あれやこれやとワイン談義に花を咲かせながらボトルを選ぶのも楽しそうです^^
みなさんも、大阪で串揚げを食べたいと思ったときには、
ぜひ候補のひとつに加えてくださいね♪ 僕も絶対に再訪します!
■■■■■ お店情報 ■■■■■
串揚げ・ワインの店 なかなか
大阪市北区曽根崎新地1-1-43 第2大川ビル2F
電話 06-6345-1088
営業時間 平日 17:30~23:00 (L.O.)
土曜 17:30~22:00 (L.O.)
【日曜・祝日定休】
JR大阪駅/阪急・阪神・地下鉄梅田駅より徒歩8分
お店のHP http://www.kushi-nakanaka.com/index.html
僕が子供の頃は庶民の食べ物という感じでしたが、近頃はおしゃれなお店が増えました。
大阪の北新地にある「なかなか」は、そんなお店のなかでも評判の高い一軒。
さまざまな食材を用いた創作串揚げとワインのマリアージュを楽しむお店です。
以前から行ってみたいと思っていたのですが、つい先日、某グルメ雑誌に掲載されたため、
「これは予約が取れなくなるのでは……」と、あわてて行ってきました!
★
串揚げのメニューは、おまかせコースのみ。本数は決まっておらず、「ストップ」と言うまで出てきます。
はたして、どんな串揚げが出てくるのか……楽しみ楽しみ^^
串揚げにつけるための、白醤油、沖縄の塩、ソース、レモン汁。
奥にあるのは、箸休めの生野菜です。何もつけなくても美味しい^^
グラスシャンパンは、アヤラ・ブリュットマジュール(Ayala Brut Majeu)です。
さあ、いよいよコースのはじまりです! どんな串が来るのかな?と思っていたら、
1品目は串揚げではなく前菜の、鮹とオクラとミョウガのジェノベーゼでした。
この日の大阪は本当に暑かったので、ソースの酸味がじつにすがすがしい^^
軽く腹ごしらえをして食欲も湧いてきたところで、お待ちかねの串揚げが運ばれてきます。
駆け足で紹介していきましょう^^
【上左】活け車海老
刺身でも食べられそうなくらいにぷりっぷり! 塩をつけて頭からガブッと!
【上右】芽キャベツとムール貝
芽キャベツに切れ目を入れて、そこにムール貝がはさんであります。
しゃきっとした歯触りのあと、貝の旨味がじゅわ~っと口に広がって幸せ^^
一緒に行った友人は、ふだんワインをほとんど飲まず、この日も1杯目はビールでしたが、
この串を食べたとたん「ワインがすごく飲みたくなってきた!」と言ってグラスワインを注文(笑)
それぐらい“力”のある一串でした。
【下左】和牛ヒレ肉おろしポン酢
レアになっているのはもちろんのこと、驚いたのはその柔らかさ!
前歯ですーっと切れる感触とお肉のジューシーさに、思わずため息が漏れます。
【下右】鱧と松茸
関西の夏の味覚といえば鱧(はも)。これを松茸と合わせた贅沢な一串です。
一緒に添えてくださったすだちを搾っていただきます。
このあたりで僕は白ワインにチェンジ。4種類ほど見繕っていただいたなかから、
シャトー・ラモット・ヴァンサン(CHATEAU LAMOTHE-VINCENT)を選びました。
飲みやすくて、ベタッとしていなくて、串揚げによく合います。
【上左】トウモロコシ
箸休めの生野菜にもトウモロコシがありましたが、串揚げも美味しい!
【上右】うずらの半熟卵キャビアのせ
食べた瞬間、半熟の黄身が口の中いっぱいに広がります♪
うずらの卵の黄身が、こんなに濃厚な味わいだとは知りませんでした!
シェフの畑島さんによると、うずらの卵はニワトリよりもかなり小さいので、
半熟の状態で殻をむくのはすごく大変なんだとか。
【下左】地鶏とゴーヤ
濃厚な味わいのあとは、一転して優しい味の串が登場です。
地鶏の旨味に、ゴーヤの苦みが良いアクセントになっています。
【下右】金目鯛
上に鱗の唐揚げが載っています。金目鯛は僕の大好きな魚のひとつ。
ふだんは刺身や焼魚、煮魚で食べていますが、串揚げは初めての体験でした。
衣に包まれて、いい感じに蒸されているような、ふっくらとした身が印象的^^
美味しい串の連続でワインが進みますね~。
白ワイン2杯目は、ピエール・フリック(PIERRE FRICK)。アルザスのワインです。
【左】モロッコインゲン豆の生ハム巻き
しゃきしゃきのインゲンと生ハムの塩気のコラボレーション!
【右】泉州犬鳴豚の粒マスタードソース添え
豚肉にソースの組み合わせは串揚げの王道ですが、やっぱり美味しい♪
ちなみに、上に載っている粒マスタードはタスマニア産だとか。
ほかのマスタードよりも粒が大きくて、味がまろやかなんです。
なかなかのおまかせコースでは、10串出たところで串休めの一皿が出てきます。
この日は、ホタテの炙りが入ったガスパチョでした。トマトの酸味で口がすっきり♪
【上左】真名鰹
カツオと言っても赤身のアレではなく、西日本で昔から高級魚とされる白身魚です。
先ほどの金目鯛も美味しかったけど、こちらのほうが断然美味しい!
この日に食べた串のなかでは、これが一番のお気に入りでした♪
【上右】マッシュルームととろけるチーズ
とろけるチーズ好きの僕にはたまらない一串。ソースをたっぷりつけて^^
【下左】仔羊
牛肉や豚肉にはない独特の風味がいいですね! 赤ワインが欲しくなります。
一口食べて断面写真をお見せしようと思ったのですが、ちと暗かった^^;
【下右】板屋貝柱イクラのせ
板屋貝(いたやがい)は、山陰などでよく獲れる、ホタテに似た貝です。
とっても柔らかくてジューシー♪
まだまだ美味しそうな串が続きそうでしたが、計14本食べたところで串揚げはストップ。
コースを締めくくるデザートは、シードルをかけた即席フルーツポンチでした^^
★
じつはこの日、お店に行く直前までホテルで寝ていたぐらいに体調がどん底だったのですが、
(14本でストップしたのは、無理はしないほうがいいなと思って自重したためです)
そんなことも忘れてしまうぐらいに美味しい串揚げの数々!
素材の良さはもちろんのこと、衣がすごく軽やかで全然油っぽくないんですよね。
そして、お料理以上に素晴らしかったのが、スタッフの方々の目配り。
僕らが座ったカウンターには、ほかに3組のお客さんがいたのですが、
当然ながら、スタートの時間も、食べたり飲んだりするペースも違います。
それにもかかわらず、前の串を食べ終わって、ワインを飲んで、
ひとしきり余韻を楽しみ終えたころに、すっと次の串が出てくる。
ワインのグラスが空くと、こちらの会話の邪魔をすることなく、
ふと途切れたタイミングで次のワインを薦めてくれる。
それぞれのお客さんをちゃんと見ているからこその素晴らしいサービス^^
お店を後にするその瞬間まで、とても気持ちよく過ごすことができました。
大阪のお店なので、頻繁に行けないのが本当に残念!
シェフの畑島さんによると、串揚げの種類は季節ごとに結構入れ替わるそうなので、
次に行くときは体調を万全にして、今回食べられなかったメニューを味わいたいですね。
あと、この日飲んだワインは全てグラスでしたが、ボトルの品揃えもかなりのもの。
お店にはシェフの畑島さんをはじめ、ソムリエが3人もいらっしゃるから、
あれやこれやとワイン談義に花を咲かせながらボトルを選ぶのも楽しそうです^^
みなさんも、大阪で串揚げを食べたいと思ったときには、
ぜひ候補のひとつに加えてくださいね♪ 僕も絶対に再訪します!
■■■■■ お店情報 ■■■■■
串揚げ・ワインの店 なかなか
大阪市北区曽根崎新地1-1-43 第2大川ビル2F
電話 06-6345-1088
営業時間 平日 17:30~23:00 (L.O.)
土曜 17:30~22:00 (L.O.)
【日曜・祝日定休】
JR大阪駅/阪急・阪神・地下鉄梅田駅より徒歩8分
お店のHP http://www.kushi-nakanaka.com/index.html